本社は十数年の間に数百のRAIDに関するケースを処理してまいりました。その過程で、RAIDに関する知識はあまり一般的ではないということを実感いたしました。また、メディアによる広告などもRAIDがおこしやすいFault
Tolerantを強調しすぎていて、ユーザーのRAIDは故障しにくく、故障してもRAID本体の処理は簡単だという錯覚を招いていると思われます。そのために、一般ユーザーはバックアップにあまり気を遣わず、RAIDの潜在的な危険さを軽くみているので、現実にRAIDが
故障した際には大災難となってしまうのです。
ここで、本社において、ここ数年よく見られる問題を皆様に提供し、参考にしていただきたいと思います。もし、まちがいや不備な点がございましたら、お手数ですが、本社までご連絡いただけると幸いです。
RAIDの特色
RAIDはRedundant Array of Independent Disk の省略です。簡単に説明すると、N台のハードディスクをRAID
Controllerを通して合わせ、架空の単一大容量ハードディスクとして使います。その特色は、N台のハードディスクが同時に読み取りを行なうスピードアップをはかり、Fault
Tolerantを提供します。すなわち、RAIDはBackup Solutionではなく、常時データのStorageを保存するのが主な仕事です。
RAIDにはEDAP(Extended Date Availability and Protection)と呼ばれる基本概念があります。そしてそれは、拡充性とFault
Tolerant を強調しています。同時にMylex、IBM、HP、compaq、Adaptec、Infortrendのようなメーカーが訴えているポイントでもあります。コンピュータがストップしてしまったような状況下でも以下のような動作が行なえます。
ハードディスクの故障を自動で調べます
ハードディスクの破壊されたデータを作り直します
動作していないハードディスクをHot
Spareする。
動作していないハードディスクをHot
Swapする。
ハードディスクの容量を拡大するなど。
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